国際協力は遠くの話じゃない
2022/06/28
ロシナンテス川原さんのお話
私が所属している団体が支援している関係で、
NPO法人ロシナンテスの川原尚行さんのお話を聞く機会が何度かありました。
聴くたびに感動するし、尊敬するし、私も何かできるかなと考えます。
先日も帰国しておられるタイミングで私達の例会にお越しになって現状を報告してくださいました。
川原さんはお医者様で外務省のお仕事でスーダンに赴任したことがきっかけとなり
スーダンの無医村地域で医療活動をされています。
その活動は医療だけに留まらず、診療所の建設や水事業の整備など、
アフリカの厳しい状況を改善するためと子供たちの未来のために力を注がれています。
正直、縁もゆかりもない国にどうしてそこまで!?と思うくらい
資金集めに奔走され、過酷な生活を送りながらも、活動の範囲を広げておられるのです。
そして、驚くのは東北の震災の際にもいち早く救急車で現地に赴き、巡回医療を実施し、
さらに拠点を構えてボランティアを受け入れて復興支援を行ったのです。(2016年に終了)
とてもじゃないけど、川原さんのようなことはできない。そう思います。
でも、お話を聞いていると少し考えが変わります。
「国際協力」と言うと政府や大企業がやること、大きな資金が必要なことだと思っていたけれど、
そういう大きな「国際協力」というのは制約も多くて、目の前の困っている人達をすぐに救えない不自由さもあります。
川原さんが最初に車1台で始めた巡回医療はテレビや雑誌、講演などで広報することで
たくさんの支援者を集めて徐々に大きな事業になっていったし、道筋をつけてあげたことで現地の人達が
自分達の力で継続できるような仕組みになってきています。
すごく壮大なことをされているようなのですが、実際は目の前の身近な人達への支援だと思うのです。
川原さんの想いはとてもシンプルで
「困っている人達がいる」→「自分が力になれることをする」→「足りないものは協力を呼び掛ける」
私は決してお金持ちじゃないけれど、
自分の出来る範囲で社会貢献もしたいと思っています。
色んな所から寄付や支援の協力を求められるけど、全部には無理だから
ご縁があったところや自分の想いと活動がマッチするところなど、
応援する所を決めて長く続けられる支援をしたいなと思っています。
体を張って頑張っている人も、後方で支援している人も、尊い存在だと思います。
認定NPO法人ロシナンテス
活動の詳細や寄付についてはこちらから
2018年6月12日大阪うつぼロータリークラブにて
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